示夢 2  − 必殺技

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 拍子を変化させる受け換えの空手技を教えてもらう。


 久しぶりに、空手の必殺技を夢で伝授してもらいました。もうすぐ空手を止めるつもりなので、今更こんな技を教えてもらっても、意味ないんですが、せっかく無意識が教えてくれたので、弟子のA君に伝授する事にします。

 古式の基礎さえ身についていれば、ときどき夢の中で上記のような必殺技を教えてもらったり、師匠に習わなければ分からない筈の秘伝技を解明するためのヒントを与えてもらえます。

 

 


示夢 1  ― 型の分解

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 道場で、C先輩と知らない男性が、黒い袴と白い上衣を着て空手の型の分解応用を練習している。二人がやっている型の一部は、実にシンプルなものであるが、応用技は不思議な投げ技である。一目見て、その動きに魅了された私は、その男性に指導を請う。彼は、「私も、まだ練習中なんですけど・・・・・・」と言いながらも、親切に指導してくれる。


示夢=啓示的な夢

JUGEMテーマ:人生論


 中国で日本語教師として働いていた時、大学が用意した教材の中に、小学館から刊行されているビッグコミックが一冊ありました。

 その中に、「天上の弦」という作品がありました。これは、ほとんど独学でヴァイオリンの製作をマスターした在日韓国人、陳昌鉉氏の自伝「海峡を渡るバイオリン」(河出書房新社刊)を元に描かれたものです。この話は、草薙剛主演でドラマ化されたので、テレビでご覧になった方もいらっしゃると思います。

 私が、このとき読んだのは、主人公の陳昌鉉氏の奥様が、亡くなられた氏の母上の夢を見るシーンと、アメリカで開催された「アメリカ国際バイオリン・ウィオラ・チェロ製作者コンクール」において氏が六部門中、五部門で金賞を受賞されるシーンでした。

 私が、この劇画に興味を持ったのには、理由があります。それは、この劇画の中で、夢が大きな役割を果たしていたからです。

 中国にいた5年間、ずっと日本に帰ってこの劇画と原作を読む事を楽しみにしていました。物書きとしては、劇画のどこまでが事実で、どこからが創作なのかも確認したかったのもあります。

 残念ながら、陳氏や奥様のご覧になっていた夢の部分が、事実であるかどうかの確認は、一部を除いて、確認する事ができませんでした。

 仮に、あれが漫画家、山本おさむ氏の創作だったとしても、それはそれで凄い事です。山本氏自身、創作に行き詰られた時、示夢をご覧になったことがあるのかもしれません。さもないと、あそこまで深くは描けないはずです。

 話を陳氏の夢に戻したいと思います。私が、事実だと確認できたのは、以下の部分だけでした。些か長くなりますが、「海峡を渡るバイオリン」より、ここに引用させて頂きます。

 「またあるときは、夢のなかでついにあのストラディバリウスの柿色を出すことができた私
 は、あまりの嬉しさにふとんから跳ね起き、寝ぼけて家内の顔を踏みつけて悲鳴を上げさ
 せ、自分でも驚いたこともある。それは、確かに夢にすぎなかったが、夢と知りつつも、
 感動の余韻が冷めず、深夜の二時だというのに工房へ走って色素の媒染を試してみた。
 夢の中で見た、深く、温かく、厚みがありながら透明感のある色を求めて、様々な媒染
 剤を使って実験してみたが、ついにあの色は出せなかった。やはりあの夢で見た色は幻
 だったのかと、私は落胆せざるを得なかった。

  ストラディバリウスのバイオリンの下地に塗られている黄色は比較的渋い黄色だが、そ
 れにひきかえルジェロ・リッチ氏の愛器、グァルネリ・デル・ジェスの下地の黄色は、分子
 がきらきら輝く新鮮な色で、彩度が高い。また、別の夢の中でその黄色のクッキングの
 方法を発見して飛び起き、またもや工房へ走ったことがある。バイオリンの色味を作り出
 す場合、クッキング、レシピなど料理に例えた言葉を使う。早速いろいろな方法で実験を
 試み、失敗を繰り返しながらついに満足のゆく黄色を出すことができたときは、眠れない
 ほど興奮したものだ。重厚で厚みがあり、それでいて透明な黄色を出すのは至難の業だ
 った。
  (中略)
  私の枕元には、ノートと鉛筆が常備してある。それは、夢の中でいい結果が出たとき
 に、その場ですぐ記録できるようにするためだ。そして、朝起きてからそれをヒントに工
 房で実験をしてみる。人は往々にして目が覚めている間だけ活動していると考える嫌い
 があるが、私の場合は、夢を見る時間も一日の生活時間として大事にしている。毎
 日、今夜もいいバイオリンが作れますようにと念じながら、夢路を辿るのだ。

  コンサートの会場、フィラデルフィアでうつらうつらしていた私は、夢のなかで東京文
 化会館のコンサートマスターの席に座り、万雷の拍手を浴びていた。私は、戸惑いな
 がらも、自作のバイオリンを持って立ち上がった。ふと指揮台を見ると、指揮者はフィ
 ラデルフィア管弦楽団のビアバ氏だ。そして、なおも鳴りやまない拍手。いったいどう
 したことだろう?

  『私はバイオリンは弾けないんだ!』

  私がいくら叫んでも、やはり拍手は鳴りやまない。それどころか、拍手はリアルな
 音に変わっていた。

  我に返ると、フィラデルフィアのコンクール会場にいた職人が、にこにこしながら私
 を起こしてくれた。私も、誰が受賞したかわからず拍手を送った。」
               (第4弦 (26)「空を飛んだバイオリン」より)


 夢見研究者の立場から、この記述について些か愚見を述べさせて頂くと、最初に陳氏がご覧になったのは、啓示的な夢というよりは、予知夢に近いものだと思われます。ここでは、無意識は色を出すためのヒントを与えたのではなく、「このまま努力と研究を続けていれば、いつかこの色を出せるようになるよ。」と励ましていたのです。

 次に夢は、まさに広義の啓示夢(啓示的な夢)そのものです。なぜなら、この夢の中では、クッキングの方法が現れているからです。ただ、夢は、そのものズバリではなく、氏が試行錯誤の上でこの色を出せるようにヒントを与えるに留めているようです。無意識は、人間が自分で解決するべき問題には口を差し挟まないということでしょうね。

 最後の夢は、いわゆる象徴夢です。陳氏は、この受賞で、ついに弦楽器制作の「マスター」になったという事を象徴しているのです。氏は、このとき、長年求め続けていた「師匠」にご自分自身がなられたのです。

 まるで、ナサニエル・ホーソンの短編小説「偉大な石の顔」に出て来るアーネストのようです。

 真に残念ながら、陳昌鉉氏は、今年の5月13日に亡くなられました。是非一度お会いして、お話を伺いたかった方でした。心より、氏のご冥福をお祈りいたします。


※私は、啓示夢を単なる宗教的な夢としてだけ、捉えるのではなく、自然科学や芸術等のヒントを与えてくれる夢も、「啓示夢」の一部として捉えています。こういうヒントも、集合的無意識、或いは超意識を通して与えられる天の賜物だと考えているからです。


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