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練習中の死亡事故

JUGEMテーマ:空手道

 今日は、「稽古ノート 71」を書くつもりだったんですが、ネットのニュースを見て驚き、格闘技練習時に起こりがちな事故について、些か愚見を述べさせて頂く事に致しました。

 大阪市生野区の公園で、キックボクシングの練習中にストレートパンチが、顔面に当たり、アルバイト従業員の男性が、亡くなられました。まだ、20歳という若さで亡くなられたので、ご本人もご無念だった事でしょうし、何よりご遺族がお辛い思いをしていらっしゃる事でしょう。ここに謹んで、ご冥福をお祈りさせて頂きたいと思います。

 わたくし、道場を持たずに指導をしておりますので、弟子に稽古をつける時は、公園を利用します。ときどき、同じ公園内で、ボクシングやキックボクシングなどを練習している若者たちを見かけます。

 私の見た若者たちは、皆キチンとした指導者につかず、本やDVDなどを見て我流で練習しているようです。一人で、シャドーをしたり、組んでパンチングミット・キックミットなどを叩いたり蹴ったりしている分には、本人たちに悪い癖がつく程度の弊害しか生じませんが、スパーリングはいけません。

 今回の事件で、警察に捕まった27歳の男性は、数回ジムに通っただけの半素人ですし、亡くなられた方は、4ヶ月足らずの間にわずか4回しか練習した事のないズブの素人の方です。

 この事故は、起こるべくして起こった事故だと言えます。

 まだ、碌に体も出来ていない状態で、スパーリングをやるなど、あまりに無謀過ぎます。殴った男性は、グローブを着用しており、亡くなられた方は、グローブとヘッドギアを着用なさっていたそうですが、基礎体力も基本も出来ていない状態で、スパーリングなんかすれば、当然事故は起こります。しかも、ちゃんとした監督者・指導者なしであれば、なおの事そうだと言えます。スパーリングが危険な状態になっても、止める人がいないからです。

 私が、キックやボクシングの指導者なら、入門して来た初心者には、一年間は、絶対スパーリングをやらせません。非常に危険だからです。

 現在、指導者なしに、我流で打撃系の格闘技を独学していらっしゃる方は、すぐにキチンとした道場やジムに入門なさる事をお勧めします。どうしても、それがお嫌な方は、独学をお続けになられても結構かとは思いますが、スパーリングは絶対におやりにならない方が賢明です。不幸の事故が起きれば、自分の人生ばかりでなく、他人の人生も破壊してしまう事になりますから。




※この記事のURL: http://koshiki.jugem.jp/?eid=2053
 

 

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  • 2019.11.05 Tuesday
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