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稽古ノート 129  ― 逆手持ちでの小手返し

JUGEMテーマ:空手道

 

 受け身と合気の稽古が終わったので、棒術の稽古に移った。

 

 Tさんに伺ったところ、現場にかなり重い鉄の棒があったので、それを使って棒術の稽古をお続けになってらっしゃったとの事である。鉄の棒を使うこと自体には何の問題もないが、変な筋肉がつくと後で厄介なのことになるので、一応Tさんには体全体で鉄棒をお扱いになるようにと申し上げた。

 

 一通り、基本の動きと周氏の棍(小)をやってもらう。基本の動きは、殆ど問題はなかったが、型は所々歪になっていた。型を通信教育で学ぶのは、かなり無理があるということだろう。

 

 もし、スカイプなどを通して動きを矯正できるのなら、また話は別であるが・・・・・・

 

 周氏の棍の動きをいくつか矯正した後、逆手持ちでの内受けで手首への打ち技を受けてもらった。こちらは、全く問題がなかった。

 

 棒を脇に置いてもらい、いつものように〈棒術の動き〉を〈空手の動き〉に翻訳する作業に入った。本手持ちでの小手返しは空手の内受けに、逆手持ちでの小手返しは空手の掛け受けに翻訳できる。

 

 これまで私がTさんにお教えした翻訳技は、相手の中段突きを斜めに動いてよけながら掛け受けで相手の突き腕を取り、相手が更に突いて来たもう一方の腕も掛け手で取る技(ぎ)である。後は、下になっている相手の腕でもう一方の肘を決めて、棒術の体捌きの動きを使って体を開けば相手は勝手に転んでくれる。これは、柔術や中国拳法にも全く同じ技があるのでご覧になった方も多いだろう。

 

 Tさんの動きは、85点といったところだった。同じ動きをばかりをやっても、飽きが来るので別の技(ぎ)も指導することにした。

 

 次に教えたのは、手首を外側から握られたときに、掛け手で関節技をかける技である。サンチンガーミの鍛錬により、筋ができているTさんは、すぐにこの技もこなすことが出来た。

 

 最後に、相手の中段突きをネコ足で斜めによけながら、相手の突き腕を掛け手で封じてからの前蹴りを指導した。

 

 前蹴りは、馬鹿正直に前から蹴ると膝でブロックされたり、蹴りが腹に当たる直前に相手が体を開いたりすると蹴り脚が滑ったりする。一番いいのは、相手の斜めから蹴る方法である。

 

 この日、Tさんに指導した掛け受けの応用技は以上の三つである。一つの動きが、様々に変化するのが武道の面白いところである。最後に登場した前蹴りも、実は様々なバリエーションがあるのだ。私が知っているものだけでも、12種類ほどの応用がある。最近は、回し蹴りばかりで、深みのある前蹴りを使いこなす人をあまり見かけなくなった。(続く)

 

 

 

※この記事のURL: http://koshiki.jugem.jp/?eid=2772

 

 


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  • 2019.11.05 Tuesday
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