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稽古ノート 152  ― 股関節の亜脱臼

JUGEMテーマ:空手道

 

 先週の土曜日に、A君、Tさん、それに私の三人で稽古した。稽古の初めに、慢性的な亜脱臼状態にあるA君の左股関節を整復した。A君は、少年時代に右足を事故で骨折して、それを庇って生活しているうちに左の股関節に無理をかけてしまったために亜脱臼を引き起こしてしまったのだ。

 

 かく言う、私自身も歪んだ体のままで、陸上や器械体操などを激しく練習したために、左の股関節が亜脱臼状態になっていた。足が亜脱臼状態になっているかどうかは、整体の被施術者を俯せにさせて両足を持ち上げて静かに床に置きか踵の位置を比べるとすぐに分かる。亜脱臼状態になっていれば、どちらかの足が長くなっているからである。(両脚とも股関節が亜脱臼状態になっている人は、まだ見た事がない。)

 

 この事を教えてくれたのは、剛柔流空手の師匠だった故上原優希徳先生である。先生は、私の左足が長くなっている事をご指摘になった後、稽古に出向くたびに私の股関節を整復して下さった。先生の整復方法は、勁を使う非常に特殊なものだった。

 

 この日は、Tさんにやり方を覚えてもらうために、A君の股関節を整復してもらった。Tさんご自身も2,3か月前には片方の股関節が亜脱臼状態になり、何度か整復を施さねばならなかった。

 

 Tさんの場合は、パワーリストをつけて足先を飛ばすような前蹴りの稽古をやり過ぎた事が原因だった。股関節が緩んでしまったために、長時間胡坐をかくと両足が痺れるようになってしまったのだ。

 

 これは、私の指導の誤りである。足先が飛んでいくような蹴りをマスターし、蹴り脚を「当てる」のではなく、蹴り脚が目標物に「当たる」ようになった時点で、蹴り方を変えるように指導するべきだった。

 

 どう蹴り方を変えるかと言うと、脚が伸びきらないように軽く蹴るようにするのである。サンドバッグやキックミットなどの目標物があって蹴る場合は、脚を思いっきり放り投げるように蹴っても構わないが、空蹴りでこの蹴り方を長期間やるのは、あまり好ましくない。上記のように、股関節の亜脱臼を惹起してしまうからである。幸いTさんは、股関節を整復し、蹴り方を変えたおかげで、その後症状は全く出なくなった。

 

 参考にして頂ければ、幸甚である。 

 

 

 

※この記事のURL: http://koshiki.jugem.jp/?eid=2956


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  • 2019.10.18 Friday
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